算数力を育てる「かずの木」。ほるぷ絵本館が自信を持ってオススメします。

かずの木のねらい

カテゴリ: 1.ねらい

4つの原数学

数・量・位置・形体
わくわく創造アトリエでも、よく登場する《かずの木》は、その名の通り“かず”を意識した童具です。
数量の世界と造形の世界には深いつながりがあります。
子どもの色々な遊びの中には、数や量、位置(角度)や幾何学的な要素が深く入り込んでいます。そして、数学的な思考力は、創造性の開発にもなくてはならないものです。
目の前にあるありとあらゆる材料、情報を整理して何かをつくっていく工程は、そのまま数学的思考(理論的思考)を導きます。

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量の世界とその体系 その2

3 量から数・数詞へ
ですから、<未測量>の世界で十分に遊んだ子は、豊かな遊びの体験の中で、シェマの形成ができていますから、既測量の世界と出逢っても、数量のイメージを具体的に持つことができます。
今、1才時でも数を数える子がいます。
100まで数えられる5才児もたくさんいます。ただ、数えた100がどんな量であるのかは子どもにとって「いっぱい」という概念でしかありません。100も1,000も10,000も同じです。
数量の把握で、数を覚えることが先行してしまいがちですが、数というのはあくまでも「量を表す概念」であって量の後にくるものです。ですから、まず量を感じて、それを数や数詞に結びつけていくことが基本です。

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数量認識と創造力の開発

かずの木は<水道方式>の数学者、遠山 啓氏の理論をベースにしてつくられています。
創造性の開発のみならず、小学生になってからは、<位取り>・<繰り上がり>・<繰り下がり>を含む計算、掛け算・割り算・面積・体積などの理解にも役立ちます。

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