ほるぷ絵本館

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アトリエ通信

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先週の絵画は、焼き色のきれいなコム・シノワのパンをモチーフにしました。普段パンは食べないですが造形としてじっくり見ると、パンって魅力的な形状をしているものがたくさんありますね。乾燥させて飾っておきたくなりました。

絵画は他の造形活動と違い、いつも同じ条件で行うので(違うのはモチーフだけですね。)、子ども達の成長や心の様子を知ることができます。“絵から見えてくる子どもの姿”これは、子どもの絵を見続けているアトリエ講師の特技と言えるかもしれません。“学校で色々あり、元気をなくしている”とお母さんから聞いて心配していた子も、堂々と自信にあふれている絵を描いているのを見ると「○○ちゃんは大丈夫です。そんなことで彼女の芯は折れません。」と私も自信をもって言えます。逆になんの問題もないと思っていた子が、いつもとは全く違う生命力のない絵を描くと、何かあったんだなと気づけます。これは、同じ子の絵を同じ条件で、年齢に応じて、定期的に、ずっと見続けているからこそ見えることなのかもしれません。また、私たちは子どもの絵を上手下手で評価することはありませんから、見えるところが他の大人とは違うのかもしれません。

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今回は絵画では2年生の絵に驚かされました。藤本先生とも話していたのですが、「どうしたん、2年生。全国的になんかあった?(笑)」と思うくらい、ほぼ全員、個性全開でかっこいい絵に仕上げてきました。皆、自信満々で「絵はまかせて」って表情をしていたのが印象的です。前回の絵から、同じ子が描いたとは思えないくらいに成長している子もいました。是非、2年生のお母さん達は、去年描いたかぼちゃの絵と比べて見てください。この数か月の成長にびっくりすると思います。

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この半年くらい精神がざわついている5歳のS君は、急に絵画が苦手になり、なかなかデッサンを描くことが出来ませんでした。なんとか描いたのが、手のひらより小さなワイングラス。それはそれでその時のS君の表現。それでいいのですが、この絵はどうやって仕上げるんだろうなあと思い、出来上がりを待っていると、藤本先生が見守る中、絵筆を走らせ描き上げたS君の表情は晴れ晴れとしています。「Sくん、いい絵かけたやん」と声をかけると「100%なっ!」と笑顔で答えてくれました。アトリエがはじまった時、泣きそうな顔をして「描けない」と言ってた子だとは思えません(笑)。100%の自信を取り戻したのです。先生の励ましに子どもも見事に乗ったのです。こういうことが起こるのも、“あなたはあなたのままでいい”アトリエならではなのだと思います。

2018年5月③アトリエ講師 星野由香

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先週は球・円をテーマに、円の構成で遊ぶ童具・円弧モザイクで遊んでから、半円のカプセルに、パラフィンにクレヨンを溶かしたろうを流して惑星をつくりました。おまけのろうそくづくりも楽しそうでしたね。盛りだくさんのカリキュラムに子ども達も大満足です。円弧モザイクの構成では年齢により、見立て遊びで楽しんだクラスと、パターン構成をしたクラスがあったのですが、どちらも子ども達一人ひとりの表現があり、とても素敵でした。5歳のA君がつくったのは、上記ひだりの写真。「何、つくったの?」って聞いたら「不思議なライオンどろぼう」(笑)。すてきな題名ですよね。アトリエの子は絵本で育っている子が多いので言葉のセンスも抜群、AIにはない力、読解力・想像力が育っています。

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2年生のH君は、絵本の部屋にいた私をわざわざ呼びにきて「僕がつくったのは、どれやと思う?」と目を輝かせて聞いてきました。こういう時は自分でも自信のある時。H君はこういうタイプの作品をつくるのが得意で、お家でも積み木やモザイクでオブジェをつくり、玄関に飾っています。きっと藤本先生も絶賛してくれて、いろんな人に見てもらいたかったのだと思います。お母さんたちも、お子さんの作品について知りたいときは、先生に聞いてみてください。“こんな工夫をしていたんだ”“こういうところが依然よりも成長しているんだ”“ここが○○くんらしさのすごいところ”など、親もなかなか気づけない、アトリエの先生だからこその視点を伝えてくれると思います。

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ろうそくづくりも、大人がやるとこぎれいにまとまってゆきますが、こどもがつくるとなんでもアートになりますね。ろうそくと言わず、オブジェとして自由につくってもおもしろいと思いました。色とりどりのろうがホットプレートに並び、いつもとは違った教室の雰囲気・非日常の世界、それだけで子ども達は「今日、なにするの!!」とわくわくしています。この気持ち、とってもとっても大切ですね。興味のあること、楽しいこと、好きなことから、子どもの新・芯・真の成長は始まります。こういう環境は、今の子ども達には無理にでもつくてゆかなければならないと感じています。嫌なことを無理やりやらせてやれるようにはなっても、地頭は良くなりません。人より学校の勉強をすれば、人より学校の勉強が出来るのは当たり前。これは人より勉強したということであって、頭がよくなったわけではないですよね。もちろん、子どもの興味や年齢、状況がありますが)。体を鍛えれば筋肉隆々になるけれど、運動神経がよくなったり、反射神経がよくなったりしないのと似ているような気がします。昔、よく言われましたが、知識がいくらあっても知恵がないのでは、使いようがありません。いろんな教育がありますが、そのどちらの教育であるかを見極めるのは、やはり親の洞察力なのだろうと思います。

2018年5月②アトリエ講師 星野由香

大人が思うより子どもは逞しい
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前回のピカソクラスでは、円をテーマに、まずベニヤ板に下地の色を塗って、粘土で色んな円をつくって貼りつけて、自由に着色するというシンプルなやり方で作品をつくったのですが、私や畑先生の想像をはるかに超えて、名作の続出。同じカリキュラムとは思えないくらい多種多様な作品に仕上がりました。同じことをしても皆違う、同じものができない。3年生以上になってもそうなるのは、さすがアトリエで育った子ども達だなあと思いました。本当はそれが自然のあり方なのだと思います。性格的なものもそうなんですが、大きくなっても、幼い時から知っているその子らしさを失わずに成長してくれていることを嬉しく思います。

毎年4月5月に思うことですが、心配して心配してみてきた子ども達も、親子から幼児コピカに入るとそういう顔になるし、小学生になると小学生の顔になるし、3年生以上になるとピカソクラスの顔になるし、6年生になると最年長の風格がでてくるから不思議ですね。大人が心配するよりも彼らはずっと逞しいのだということを思わされます。5月のゴールデンウィーク明けは1年で一番、子ども達が心身ともに調子をくずしやすい時期でもあるので、お母さんも心配されると思いますが、アトリエの子は大丈夫です。ある日、ふと気づくと「あれ、なんかこの子強くなったな。」と思う日が来るので、焦らず迷わずに共に見守ってゆきましょうね。ご相談のある時はいつでも言ってください。

子どもの心にむきあう

童心社の母の広場という会報紙に、白梅学園大学学長の近藤幹夫教授の“保育のこれまで、これから”という文章が掲載されていました。その中の一文に“保育の現場では、特に二つの視点が重要だと考えています。~中略・・・すべての子どもがそれぞれに願いや思いをもっていることを理解し、表情や声、しぐさから、それをつかむことに全力投球すること。”とありました。子どもの心を思うことに全力投球するのです。私もそれが一番大切なことだと思ってきました。ですから、はっきりとそう書かれている文章に出会うと嬉しくなります。全力投球という言葉を使うほど、大切な位置づけになっているこのことは、保育に限らず、幼子と接することを仕事にしている大人が一番に考えることであり、そこからしか何も始まらないという気さえします。子ども達と共に、我々大人も心を育ててゆきたい思います。

※今週は、親子・幼児のクラスでろうを使います。床や階段にろうが落ちると、かなり滑って危険ですので、活動後は養生してある教室意外のお部屋へ行かないようにお願い致します。

2018年5月①アトリエ講師 星野由香

ボール遊びから得るもの
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先週の親子コピカは、寺村輝夫・和歌山静子のゴールデンコンビ・0歳児から楽しめる絵本「たたくとぽん」を読んでかから、おつきさまに見立てた黄色いママボールを広い斜面に転がして遊びました。今回は、ピンポン玉・ゴルフボール・スーパーボールなどたくさんの種類のボールをだしてゆき、好きなボールを植木皿に集めて転がしました。山盛りになったボールを「よいしょっ、よいしょっ」と両手いっぱいに抱えて歩く後ろ姿がかわいかったです。同じボール・同じ色などを「種」に分けて集めだす子もいます。そんな時は「種」に分けるということと同時に、共通するところのある「類」を直観しています。色んな種類のボールで遊ぶことは、種別・類別の理解への導きにもなっています。

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幼小コピカでは、長い斜面に積み木を貼り付けて、コリントゲームをして遊びました。コリントゲームはどんなやり方でも、毎回、盛り上がりますね。(コペル1回目のクラスで、お家での積み木遊びでいかせる積み木コリントコースつくりますので、是非、ご参加ください。)

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その後は、前回の作品づくりで使ったママボールとは球としては同じですが、両極の特徴を持つ、硬くて小さくて音がして弾まないビー玉に、絵の具を付けて転がしました。(歓声が上がっていましたね。)ビー玉が転がった瞬間、子ども達の表情が一変。今日のアトリエも楽しい!!と確信した笑顔(笑)。
子ども達は楽しいに決まっているのですが、いてもたってもいられないという様子で絵の具だらけのビー玉を追いかけていました。トロ箱の中に落ちたビー玉を集めるのも楽しかったようです。あったかい日だったので、外で足を洗うのも大喜びで、あやうく水遊びがはじまってしまいそうでした。(若干、はじまってしまったクラスもありましたね)。

4月はまだ子ども達が、環境が変わったことへの不安もあるので、体を動かすカリキュラムが多いですが、5月から造形活動に入ってゆきます。子ども達を見てきた体験から、個人的な意見になりますが、ゴールデンウィーク明けの週は、1年で一番子ども達が精神的な調子をくずす時期であると感じます。この時期はそんなものだと、お母さんに心構えがあると少し違ってくるかもしれません。来る途中で、車の中で寝てしまうと復活が難しくなるので、なるたけ寝てしまわないようにいらしてくださいね。1週間のお休みとなりますが、元気にお過ごしください。

2018年4月③アトリエ講師 星野由香

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幼小コピカの作品は見事でしたね。毎クラス感動させられました。はじめは、天井にかごをつるして2チームで玉入れ。それから先生たちVS子ども達でボールあて。途中でお茶休憩を入れていたくらい盛り上がっていました。
それから、幼児コピカは年長さん、小学生コピカは2年生とクラスで一番大きな子達に幹を描いてもらいました。幹を描いてって頼まれた子達が、「えっなんで俺。なんで俺なん、えっ2年だけ。」と嬉しそうに言っている姿がかわいかったです。こういう時、かわいいと思っても茶化してはいけませんね。「本間は嬉しいくせに」なんて言ってしまうと恥をかかせてしまい、本人の立場がなくなってしまいます。(お父さんにありがちですね(笑)。)

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そのあと、筆で枝部分を皆で描いていったのですが、それが見事でした。子どもの描く線はすごいです。幹と枝だけでも十分に絵になっていました。大人ならこうはいきません。それから、ポスターカラーを全色つかってママボールスタンプで枯れ木に花を咲かせ、仕上げにテープの芯にペンキで〇スタンプ。どのクラスも幻想的な仕上がりとなり、壁に飾った時には子ども達からも感激の歓声があがりました。以前、皆さんにご紹介した新見南吉の名著“木のまつり”が絵になったように感じました。同じやり方、同じ色の絵の具、下地の画用紙も同じなので、今回はさすがに皆同じような作品になると思いましたが、クラスごとに全く違う作品になっているのも、子ども達のスゴイ!ところ、また、先生達が子ども達の自由を尊重しているということです。

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いつもは大人しくて自分から前にでることのない2年生のMちゃんが、画用紙の真ん中までいって作品の仕上げをしている姿も印象的でした。最初に幹を描いたことが自信になったのかもしれません。なかなか日常に機会がありませんが、異年齢の集団で最年長になるという体験の大切さも思います。藤本先生も「今日、Mちゃんが・・・」と同じことに気づき、同じことを思い、私に話してくれました。子ども達の一喜一憂に、会うたびの成長、変化に私たちも共に育っていっていることを思う1週間でした。

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※コペルクラスの募集が始まりました。すぐに満席となりますので、お申込みの方はお早めに☆
コペルに行くようになって積み木でよく遊ぶようになったという感想を多数いただいています。
今年もお家でいかせる積み木あそびから、コペルでしかできないことまで、スタッフも子ども達と
一緒に楽しいコペルクラスをつくってゆきたいと思っています。是非、ご参加下さい。

2018年4月②アトリエ講師 星野由香

球で遊ぶ・ボールで遊ぶ 比較とくりかえしでものごとを認識してゆきます
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先週の親子コピカは、どの子も好きになる絵本「りんごがひとつ」を読んでから、ママボールを絵本にでてくるりんごに見立てて、雨どいのレールにころころころ。光がぱあっと差しこんできたかのように、喜びの表情が変わる子ども達。まさに、ぼくもわたしも、という感じでボール転がしがはじまりました。

point レールは単純にまっすぐにくみましょう。ジグザグにした方がおもしろいように思いますが、4歳くらいまでは単純なコースの方が喜びます。また、なるべく情報を少なくしてあげた方が、ボールの動きそのものに集中して、転がす力を変えたり、ボールをせき止めたり、レールを持ち上げたりして自分で工夫をはじめます。遊びの中に、子ども達が自分で発見する要素を残しておくのはとても大切です。

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ひとしきり遊んでから、ママボールの色を黄⇒青と増やし、徐々にピンポン玉⇒カラーボールと種類を増やしてゆきました。とても単純な遊びに思いますが、どの子も夢中になって遊びます。夢中になって楽しむということは、集中しているということ。この単純なボール遊びの中で子ども達は、生きてゆくうえで必要な原理・原色的な物事のあり方をを直観してゆきます。
色の違いによって色彩を、素材には3つの特性(注)があることを、大きさや重さ、硬さ(密度)によって量をもちろん数を、弾む弾まない・音などの違いなどを、つまり、まず球体という形を知り、同じ球でも性状の異なるものに出会うことによって、同じ球(同種のもの)でもいろいろな個性があることを理解します。この比較作業は最初の分析作業となります。これらのことは球体だけでなく、他の形体にも同じことが言えます。 詳しくは入会キットの創造共育宣言をお読みください。

注 素材の3つの特性
① 海綿状の素材 = <ママボール>スポンジボールなど
② 固形状の素材 = <カラーボール>木球・鉄球など
③ 空洞状の素地 = ピンポン玉・テニスボールなど <>は童具館の製品

point 子ども達が、比較作業ができるように、はじめは主役のボールを決めましょう。同じものが二つ以上あることも大切です。それに対して重い・軽い・固い・柔らかいなどの違いがわかります。また、単純なものから複雑なものに、数は単数(1)からしだいに増やしてゆくのが自然のあり方です。数が増えると遊び方が変わってゆきます。

是非おうちでも色んなボールで遊ばせてあげてください。ボール遊びは四肢はもちろん、言葉の発達も促します。おうちの中でも遊べるママボールは、ご家庭において欲しいボールです。手ざわりが良いので持っているだけで安心するようですよ。

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ボール遊びの後は、机で斜面をつくりロール画用紙を敷いて、はじめに遊んだママボールに絵の具をつけて転がしました。球には、立方体のように、角(点)・線・面の部分が見えませんが、絵の具をつけて転がすと線が、弾ませると点が、押し付けると面がでてきます。絵の具だらけになって楽しむ子ども達。手でボールに絵の具をつけることに夢中になっている子もいましたね。手に絵の具がつくのを嫌がる子も、それはその子それぞれ。無理にさわらせなくても子ども達はとてもよく見ているので大丈夫です。これまでアトリエの子ども達を見てきた経験では、4歳くらいになるとあまり気にしなくなります。汚れるのが嫌なのは変わらなくても、それよりも楽しくなって、集中すると、忘れてしまうようです。


親子コピカは毎週、毎週、子ども達の成長や変化があり、それは今しかない子ども達の姿であり、見ている講師も驚きと喜びの連続です。是非、お母さん達もアトリエを思いっきり楽しんで下さい。色々悩むこともあると思いますが、アトリエの共育という言葉は、親も講師も子ども達と共に育ってゆきましょうという意味です。あせらず、まよわず、ゆっくり待ちながら、共にそのままの子ども達の姿を見守ってゆきましょうね。

※来週の活動はお料理ですので、エプロンをお持ちください。

2018年4月②アトリエ講師 星野由香


2018年度がはじまりました。今週は、きっと新一年生たちの毎年恒例の質問大会がはじまります。必ず聞かれるのが「何組やと思う?」。おもしろいですよね。毎年、ほぼ全員が聞いてきます。その後は、「担任の先生、なんて名前やと思う?」・・・絶対わからへんし。せめて性別でお願いしたいところですが(笑)、子ども達はそんな問題をだすくらい、小学校の話しがしたくてしたくてたまらないのでしょうね。でも、まだ、学校であったことをうまくまとめて話せないので、先生に学校のことを話したくて、話しかける手段としての問題形式なんじゃないかなあと思います。そんな時は、興味津々になって子ども達の話しを聞いてあげたいものですね。

4月の子ども達の姿は、どんなにわくわくしているか、どんなにうれしいか、また、どれだけ不安があるかかが伝わってきて、子ども達の一喜一憂するひたむきさに胸のあつくなる思いがします。そしてあらためて、子どもの心に沿う、ということを思います。

アトリエ第1回目は、例年通り、球からはじまります。球は形体の中で最も単純な形であり、最も人間が遊びやスポーツの中で活用している形でもあります。この単純な一個のボール遊びから子ども達が得ているものは計り知れません。赤ちゃんは物(ボール)があれば<存在>、働きかけます<所有>。働きかけたことによって新しい事態が生まれます<生成>。そしてそこからまた、新しいものを発見し、発見したことを表現し、また新しい事態が生まれてくる。その繰り返しが創造活動の源泉となります。赤ちゃんとのボール遊びはすでに創造的活動のはじまりです。また、ボールを<現在>持っているということと、<過去>に持っていたということから、再び持つだろうという<未来>の観念も理解され、時間の感覚が育ちます。更に<上下><左右><前後>の知覚も生まれます。物事を客観的に認識してゆくうえでなくてはならない九つの知覚を1個のボール遊びによって発達させているのです。説明がないと難しいかもしれませんが、詳しくは遊びの創造共育法②P97/98/99に書いてありますので、是非読んでください。その視点から、今週、子ども達がやっていることを見て頂くと、より深くアトリエ活動をご理解いただけるのではないかと思います。

本年度も自分でそだとうとしている子ども達の心に沿い、どの子も本来持っている創造する力を、存分に発揮できる環境をつくってゆきたいと思います。2018年度もスタッフ一同よろしくお願い致します。


2018年4月①アトリエ講師 星野由香

子どもにとってのアトリエ
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先週の絵画は、今年度最後ということもあり、子ども達のこの1年の成長に感動させられました。とくに年長さん。小学生になる前のこの時期に、まるで滑り込んでくるかのように、小学生になるんだなあと思わされる絵を描いたりします。子どもの成長は、階段をゆっくりのぼるようにではなく(内面ではそうなのかもしれませんが)。ある日突然訪れます。この変化を見逃すと子どもにおいていかれてしまいます。見張るのではなく見守りつつ、過干渉になるのではなくて、丁寧に子ども達と接してゆきたいですね。
今、少しのんびりさせて頂いているので、いつかは読み返してみたいと思っていた“こどものとも”を1から50まで熟読しました。1950年代の絵本です。この時代の作家達、編集者、出版社、印刷会社、絵本にたずさわる全ての人々の思いに胸をうたれました。裏面に解説があるのですが、それを読むと、仕事に対するていねいさ、真剣さ、熱意が伝わってきます。その言葉の深さは、絵本という文化がこの国に定着しようとした時代、小さい人たちの為の文学が生まれようとしていた時代にあったことを思わされます。
この頃、アトリエになかなか行けず、曜日によっては、年明けから会っていない方もいらっしゃるので、かなりのご心配をかけたのではないかと思います。実は12月末から体調をくずし、1月に入院していました。今は退院してとっても元気です。3月からは通常通りにアトリエに来る予定ですが、無理をしてはいけないと、今回のことで身に沁みましたので、ぼちぼちいきたいと思っています。同じ年代のお父さん、お母さん、お互い気を付けましょうね。私は、「自分は多少、無理をしても大丈夫」だと思っていましたが、世間一般の言う通り、50歳を超すとこれまで通りにはいかないようです(笑)。
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1月初めの活動は、始めに発泡スチロール角柱をスチロールカッターで45度にカットしてから、自由に組み立てて着色しました。毎回のことながら、同じ素材、同じ方法、同じ量でつくっても、全く違うものができることに、これが子どもの本当の姿であることを思います。作品の形と同じく45度にカットしたプラ段のモグラ遊びも、子ども達の笑顔が満開でした。

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新年、あけましておめでとうございます。皆様、楽しいお正月をすごされましたでしょうか?私は、例年になくのんびりした時間をゆっくりとすごせました。こんなに時間がゆっくりと過ぎてゆくのは何年ぶりかで、何もしない時間も必要だと思いました。
どちらにしても毎年、紅白は見るんですけど(笑)、昨年は福山正治さんが、黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」を歌にしていましたね。1年生で小学校を退学になったトットちゃんがめぐりあった“トモエ学園”が題名になっていました。(意外と知られていないのですが、日本でこれまで一番売れた書籍は、窓際のトットちゃんなんです。)

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先週は絵本「〇△□の国の王様」を読んだ後に、木っ端で建造物をつくり、下地に白ペンキを塗って、リキテックスで着色して完成。自由度が高い活動だったので子ども達の創造力が全開!!子どもは本当にすごいです。同じカリキュラムとは思えないくらい、それぞれの子ども達の想像の世界が表現されていました。親子・幼小ともに2017年最高のカリキュラムとなりました。お城つくろうって言ったはなから、僕、恐竜つくろう!とか、お店屋さんつくる、とか言っている子達もいました(笑)。何より、一人残らず最後まで創り上げて帰るというのも、アトリエでは当たり前のことですが、本当はすごいことですよね。前回のアトリエ通信でも少し触れましたが、来年の8月に21世紀美術館でわくわく創造アトリエの作品展をします。どの作品をどう飾るかはまだ全く決まっていませんが、出来る限り作品の保管をよろしくお願いいたします。
先週の三角オーナメントは、かわいかったですね。ツペラツペラの絵本さんかくサンタを読んだこともあり、トナカイ、ツリー、サンタをつくった子がとても多かったです。三角の形を皆、上手に生かしていました。作品作りの前は、親子コピカも幼小コピカも六角ケルンモザイクの活動で盛り上がりました。六角のケルンモザイクはいつも盛り上がります。ひたすら角度をあわせてはめ込んでいったり、雪の結晶のような形をつくったり、パズルをしたり子ども達はとても楽しんでいました。もし、クリスマスプレゼントでお悩みの方がいらっしゃいましたら、マグネットモザイクの六角グループはこの時期にとてもいいのではないかと思いました。マグネットモザイク六角グループセット ¥14,600です。
10月、11月にかけていくつかの園で4歳児を中心に絵画指導をしてきました。和久先生も講演会で話しているとおり、どの子も素晴らしい絵を描きあげ、「こんなに集中するなんて」「この子のこんな姿は見たことがない」という言葉がどの園でも聞かれました。子どもは集中すれば必ずいい絵を描きます。人間には美を感じるDNAがあると言います。集中することで美の調和に対して敏感になるのかもしれません。これは絵に関することだけではなく、集中力がいかに人間の能力をひきだしてゆくのかを考えさせられます。
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先日のコペルは“おどろ木”で子ども達も講師も一緒になって遊びました。はじめはパーツの種類を把握する為に4~6人1組でパターンづくり。順番に一人がおいたところと同じ場所に皆でおいていって、雪の結晶のような美しい模様をつくりました。これは完成してからが見どころ。コペルはいつもとメンバーも違うのでだまってやってたので楽しんでるかどうかがわからなかったのですが、完成してからパターンを立ってみた時は、「うわ~すげえ」と感動していました。火曜の午前中のお母さん達の講座でもやってみようと思います。
やらないと何も始まらない
先日の積み木フェスティバルでは、大雨の中、台風がくるというのにたくさんの方にお越し頂きありがとうございました。こんな天気になるとわかっている場合は、通常は、キャンセルが続出するのですが、アトリエのイベントは、前日までお申込みのお電話を頂きます。奈良や徳島、京都、大阪などからも子ども達が集まり、講演会もキャンセル待ちの状態で大盛況の会となりました。
また、ピカソクラスの5・6年生や卒業生もたくさん集まってくれて、再会を喜び、楽しみながらボランティアの仕事もしっかりとこなしてくれました。卒業してから何年も会ってない子達も、わずか数分で時が戻ります。板についた「ほしのー!」の呼ばれ方を久しぶりに聞き、懐かしさがこみ上げました。これからもこういう機会をつくって、この子達と一生付き合ってゆきたいと思いました。

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先週は、風船を扇風機で飛ばしたり、巨大風船でバレーボールをやったりとひとしきり遊んでから、外に出て巨大シャボン玉をつくりました。はじめは、普通のしゃぼん玉遊びをしていたんですが、アトリエの子は雨でもへっちゃらですね(笑)。そのおかげで雨の日にしゃぼん玉をすると、割れにくく色もきれいなシャボン玉ができることを発見しました。
積み木を子ども達の日常に
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前々回の積み木は親子・幼児・幼小クラス共に、いつもとは違う子ども達の姿が見られました。
今回は、出来栄えよりも、テーマや講師の声かけを最小限にし、子ども達が求める世界を、子ども達が楽しんでつくることを目的にしました。4人一組のグループでつくりたかったのですが、クラスによっては、「絶対、一人」というのもアトリエではよくおこること(笑)。ただ、その場合も自分の作品をそこそこつくると、皆入り混じって線路や道路や基地、駅などを作り出し、結局、皆でつくっていました。小学生は主に、建造物をつくることに集中しましたが、幼児は、お話しをしながら、創るものにストーリーがあり、自分達のつくった積み木を使って、自分達のつくったストーリーで遊ぶことも楽しんでいました。見立て遊びのスケールの大きい版です。もちろん小学生も見立て遊びは大好き。男の子から「先生、人形だして」って言われ、人形を自分のつくった積み木に座らせて遊んでいる姿はものすごくかわいく、また、こういう遊びが展開できるのは、創造力があるから。アトリエの子はやっぱりいいなあと思いました。

点線面の童具 ピンボード
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先週の幼小コピカは、人気絵本「わゴムはどのくらいのびるかしら?」を読んでから、テリトリー板に押しピンを木づちで打って、巨大ピンボードをつくり、カラー輪ゴムをかけて遊びました。親子コピカでは、三角をつくるのにはまって遊んだクラスがあるのですが、やる度にどんどん上手になって、最後は、皆、△△と言いながら、三角の作り方をマスターしてました。そういう趣旨ではなかったんですが(笑)。
その後、円板に予め印をつけた場所に釘を打ち、無彩色で着色して、オリジナルのピンボードができました。少々、釘があちらこちらに曲がっているところのありましたが、初めの押しピンで練習しているので、皆、とても上手に釘打ちしていましたよ。

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子ども達の夏が終わりましたね。今年の夏はたくさんの子ども達とこれまで以上に多くの関わりを持てた夏でした。どこの子ども達と出会っても驚きと感動をあたえられます。
先日、色んな事情で退会しなくてはならなくなった、5年生のSちゃんとそのお母さんからお手紙を頂きました。Sちゃんの手紙は、「星野先生と出会って、私は、人の気持ちを考えられるようになりました。」と書かれてました。Sちゃんは、超マイペースで人のことは我関せずの子だったので、その言葉が意外でもあり、いつどのくらいから、そんなことを思うようになっていたんだろうとその成長に驚きました。お母さんからは、自分ではマイナスに考えてしまう子どもの性格を、星野先生は、親では思いつかない視点で褒めてくださったと書かれていました。

アトリエも長いお休みでしたが、皆さん楽しい夏休みを過ごされているでしょうか?真っ黒に日焼けして、逞しくなった子ども達に会うのが楽しみです。
アトリエでは、8月のコペルクラスで8日が25人、9日が18人の総勢43人んで絵本作りをしました。お弁当を持ってきて10時半から16時まで、小さい子も高学年の子も本当によくがんばりました。プロの作家さんだって何年もかけて1冊の絵本を完成させるのです。どんな絵本であれ子ども達が1日で完成させるのはとても大変なことです。
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先週の子ども達は、まさに夏の子どもの姿でしたね。教室では、正三角形をテーマに、正三角形の画用紙を自由に着色してから、正二十面体の下の5面を外してつくったプラダンのパオに貼りつけました。これだけでも十分に楽しいですが、その上、外に出て、アトリエ流水遊びがあるのですから、子ども達は本当に楽しかったと思います。「楽しいなあたのしいなあ」と何度も言っていました。
今、ケルンモザイクがおもしろい!!
前々回のピカソクラスでは、コペルクラスで行ったケルンモザイクの四角を減らしてゆく図形遊び(詳しくは積み木のレシピをご覧ください)をしました。3年生以上になると1・2年生の反応とは全く違い、ほぼ全員が、私がおされてしまうくらいに、のめり込みました。作品の着色が終わった子からやりはじめたのですが、「それ、何しとん。俺もはやくやりたい。そんなん大好き。」と一度やる気に火がつくと止まらず、「先生、もっと問題だしてよ。他にないん?」の応酬で平行四辺形をつくったり台形をつくったり自分で問題を考える子もいました。

6月は毎年、蛍を見にいくのですが、今年は、アトリエのお母さんとおじいちゃん(おじいちゃんと呼ぶにはお若いのですが。)のご厚意で、とても素敵な場所に案内してもらいました。スポットになっているところではないので、誰も見に来ている人はおらず、真っ暗な中、日本の原風景と満天の星空のもと星の光と蛍の光と水に反射した光が、一体となっている幻想的な世界に心がとても静かになりました。車でわずか1時間走ったところでそんな風景が見られるなんて、日本の自然は素晴らしいですね。

先週は、四角をテーマに、大根もちを焼いている間、ケルンモザイクで遊びました。はじめは見立て遊びで、好きなものをつくったのですが、それがものすごく素敵で、子ども達も楽しそうでした。子どもは見立て遊びの天才ですね。ひとしきり見立てで遊んでから図形の構成に挑戦。
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先週の積み木の「王様の椅子」、素敵でしたね。アトリエ歴9年のベテランお母さんが教室の入ってきた途端、「うああ、これスゴイ!!新しいやん。」と言ってくださいました。それもそはずで、今回は、藤本先生と中島先生のつくったカリキュラム。私には、こういう発想はなかったので、私も感動しました。画用紙のかんむりも、ちょっと園的な感じがして、私ならしていなかったと思います。でも、この活動に関しては、カンムリがあったかなかったかでは子ども達の喜びは全く違っているものになっていただろうと思います。

こういう発想力は、これまでの体験から引き出されるひらめきもあるけれど、常日ごろから考えていないといざと言う時にでてきません。皆、仕事以外の時にもアトリエのこと、子ども達のことを思ってくれているのだなあとうちのスタッフはすごい!と思いました。

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先々週のピカソクラスでは、ケーキが焼けるまでの30分、畑先生の試みで、円柱型の童具、円柱のアクリルケースを用意して、自由に遊んでもらいました。私は、3年生以上の子ども達がこれで30分遊ぶだろうか、と少し心配していましたが、遊ぶ遊ぶ。普段とは違う大歓声で大喜びで遊んでいました。遊び方もうまい。この年齢になっても自発的に遊べるこの子達はすごい!と思いました。畑先生が子どもを信じるからこそできたカリキュラムです。

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遊びには創造力だけでなく、皆で遊ぶ為にはあらゆる構成能力やバランス感覚が必要です。最近は、スポーツやゲームなど型がないと遊べない子も増えていると聞きます。ピカソクラスの遊びの基本的なものは、小さい子とさして変わるわけではありませんでした。童具館カリキュラムを軸に私達が考えた親子・幼児コピカのカリキュラムと彼らの遊びはとてもよく似ていました。はじめは、まだまだ、この子達はかわいいなあみたいに思っていたんですが、総合して考えるとこの子達は、私達と同じカリキュラムが考えられるってこと。子どもが考えだす遊びをなめてはいけませんね。そこには、人間が楽しいと思う本質がつまっています。そして、遊びは本来、自発的なものです。自発的だから楽しい、集中できる、アイディアが浮かぶ。そう思うと人間が楽しいと思うことの原型は、小さい子も大きい子も大人もそうは変わらないということなのだと彼らの姿に思いました。

2017年6月③アトリエ講師 星野由香

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先週の絵画は、2017年度になった初めての絵画なのに、幼少コピカで初めて一人で、初めて大きな画用紙で、初めて自分で絵の具を出して描いた子ども達も最後までがんばりました。親子コピカの時の絵画からそう月日がたっていないのに、絵が変わっていることに、驚いた方も多いのではないでしょうか?私もおどろきました。絵画の時は、やんちゃな子やじっとしていない子もピタッと静かになります。水を打ったようにというのは、こんな感じのことを言うのだろうと思うくらいシーンとなります。画面の中に吸い込まれていくんじゃないかと思うくらい集中している時の子ども達の瞳は、神々しくすらあります。そんな子ども達の目を見ると、私は人生でこんな目をしていたことが何回あったのだろうかと考えさせられます。完成した時の達成感の満ちた誇らしげな姿。これは、アトリエの絵画でしか見ることのできない表情なのではないかと思いました。

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3年生以上のピカソクラスでは、巨大円筒をつくりました。こんなに大きな円筒を少人数でつくるのは、初めてのことでしたが、円筒はこれまで数えきれないくらいつくってきているので“余裕~!!”って思っていましたが、自然が甘くないのと同じで、木も甘くない。軽々しくあつかうとその通りの結果になります。和久ブロックは、木の限界まで精度を追求している日本1の積み木ですが(白木では世界1だと思います)、小口面はまだ呼吸をしているので、乾燥すれば縮み、湿気があると膨らみます。これは、木を素材にしている以上、避けれれません。アトリエのように十数年以上使っているとわずかな誤差が生じることもあります。連続した積み方で、大きなものをつくっていると、そのわずかな誤差が大きくなります。ですが、その木の特徴を活かし小口面を上下にするとその誤差は殆どありません。

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火水木もその話はしましたが木曜日からは、徹底をして小口面を上下にしました。すると、頭ではわかっていても、実際ここまで違うとは!!というくらいの安定感。積み方にも規則性があるので、倒れる時もこれだけでも見る価値ありの美しさと想像以上の大迫力!!思わず見入ってしまいます。やんちゃ男子も目が点。子ども達にとって一生忘れられない光景になっただろうと思います。また、皆でそうそうには体験できないことを一緒に体験したということで、子ども達の間に連帯感が生まれてゆくことも感じました。普段はあんまり話さない子同志も円筒の中で仲良く遊んでいる姿は、めっちゃかわいかったです。
土曜日はさらに徹底して、丁寧に積み、最後の積み木抜きに重点をおきました。立方体と直方体の2層でつくり、下と上に穴あけをすると、これまで見たことのない積み木の世界。積み木の可能性が広がりました。子ども達のおかげです。どこまで積み木の世界を追求できるのか、これからも子ども達と共に見てゆきたいと思いました。

2017年6月①アトリエ講師 星野由香

やっぱり積み木は楽しい
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積み木はやっぱり楽しいですね。立方体・直方体・角柱だけでもいくらでも楽しめる!と思いました。鏡の円筒は、いつかやってみたいと思い、だいぶん前にミラーシートを特注して用意していました。もっと大きいサイズがあればもっと面白いので、次回は、貼り合わせて皆が入れるサイズでやってみたいと思います。

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円筒づくりの後は、それぞれ自分のつくりたいものをつくったのですが、自然発生してゆく子どもの積み木遊びはおもしろいですね。子どもの遊びを大きくわけると、見立て遊び<生活の形式>・パターン構成<美の形式>・認識探求<認識の形式>の3つにわかれますが、(詳しくは遊びの創造共育法①p84)子ども達は何と言っても、見立て遊びが大好きです。大人は最も苦手とするところですが。

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今回の大ヒットは、藤本先生がつくった積み木のお部屋。積み木の箱の中に簡単に直方体や、立方体で家具をつくっただけなのですが、これが子ども達に大うけ。「俺もこれつくりたい」と小学生の男の子たちも楽しそうにつくっていました。屋根をつけて皆のを並べてマンションにしたクラスもあり、私もおもしろくなってきて一緒にやったのが、上の写真です。わかりにくいですが、それぞれが中に部屋をつくっています。クリスマス限定の3㎝の積み木でお部屋をつくるとより豊かな表現ができるのではないかと思います。お母さん情報なのですが、こういう時、人形があるとものすごく盛り上がるそうですよ。(人形1セット・会員価格9,975円)お部屋づくりは、今回の積み木のレシピで紹介していますので、お家での積み木遊びのきっかけとして、是非、やってみてください。


お知らせ
5月30日(火)10時半~12時
お母さん講座 積み木のいろは ~積み木の遊びの広げ方~
おうちでの積み木遊びを広げたい方、
積み木についてもっと知りたい方、ご参加下さい。
10時半~12時 参加費1000円 託児1500円


2017年5月②アトリエ講師 星野由香

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絵本作家の鈴木まもるさんの影響で鳥の巣に興味を持ち始めてから約2年。そう言えば身近な鳥なのにカラスのひなってみたことないなあと思い、今年は時期をねらってました。