毎年、4月1回めの活動は、形の中で最も単純な秩序をもつ球から始まります。球の幾何学的説明は“中心点から表面までの距離が一定である。”それだけで言いえてしまいます。そんな一見、無個性で平凡に思える球が、あらゆるスポーツや娯楽の中で、最も人間を楽しませてくれる形であることに、球たる形態の本質を感じます。
生命の誕生は球にはじまり、種子の殆どが球体を基礎とし、私達が生きている地球も球です。単純な形である球だからこそ、その単純で確実な法則を持つ故に、人間の工夫がいかされてきました。童具館カリキュラムにより、これまで何回も球の活動を行ってきましたが、この10年間、殆ど同じ活動は行っていません。球のあらゆる可能性を知ることで、自分もはかり知れない可能性があることを、子ども達は直観してゆくことでしょう。
今回の活動は、私の大好きな絵本作家、とよたかずひこさんの“たまごさんがね”を読んだ後に、おわん型の発砲スチロールをふたつに合わせて球にし、その中に黄色のママボールを入れて卵にみたてて遊びました。まるで生き物のような動きが面白く、振ってから投げると、中の黄身と外の殻が違う方向にジタバタと振るえ、ピカソクラスの子ども達にも大人気でした。
それから卵を割って、中のママボールを取り出し、たくさんのママボールで遊んだ後に、今度は作品となる発砲スチロール球に穴を開け、ビー玉を入れておもりにし、絵具をつけてその軌跡を楽しみました。手でボールに絵具を塗るのも存分に楽しみ、時には顔にも塗ったりしながら嬉々として喜ぶ子ども達の姿に、ボールの躍動感と、子ども達の心がひとつになった瞬間を感じました。
はじめて一人で活動に参加した年少さんも、お母さんと離れて泣くのもつかの間、いつしかボールを追いかけて涙をふくのも忘れています。是非、お子さんの小さいうちは、いつも側にボールを置いてあげて下さい。(ママボール3個入り789円)
今週は引き続き球をテーマに、絵本“まるまるころころ”を読み聞かせした後に、その世界をモザイクやビーズでみたて遊びをしてから、シャボン玉の描写を楽しみます。
ピカソクラスはグリセリンを加え、割れにくいシャボン液を自分達で調合し、あらゆる枠を使って、どのような形のシャボン玉ができるのかを研究します。(立方体の枠がおもしろくて、スタッフもはまってしまいました。)
今週も、子ども達のいきいきした姿が見られると思います。楽しみにお待ち下さい。
※来週はコリントゲームをつくります。
※5月1回めはお料理です。アレルギーのあるお子様は、食材のチェックをお願い致します。
生命の誕生は球にはじまり、種子の殆どが球体を基礎とし、私達が生きている地球も球です。単純な形である球だからこそ、その単純で確実な法則を持つ故に、人間の工夫がいかされてきました。童具館カリキュラムにより、これまで何回も球の活動を行ってきましたが、この10年間、殆ど同じ活動は行っていません。球のあらゆる可能性を知ることで、自分もはかり知れない可能性があることを、子ども達は直観してゆくことでしょう。
今回の活動は、私の大好きな絵本作家、とよたかずひこさんの“たまごさんがね”を読んだ後に、おわん型の発砲スチロールをふたつに合わせて球にし、その中に黄色のママボールを入れて卵にみたてて遊びました。まるで生き物のような動きが面白く、振ってから投げると、中の黄身と外の殻が違う方向にジタバタと振るえ、ピカソクラスの子ども達にも大人気でした。
それから卵を割って、中のママボールを取り出し、たくさんのママボールで遊んだ後に、今度は作品となる発砲スチロール球に穴を開け、ビー玉を入れておもりにし、絵具をつけてその軌跡を楽しみました。手でボールに絵具を塗るのも存分に楽しみ、時には顔にも塗ったりしながら嬉々として喜ぶ子ども達の姿に、ボールの躍動感と、子ども達の心がひとつになった瞬間を感じました。
はじめて一人で活動に参加した年少さんも、お母さんと離れて泣くのもつかの間、いつしかボールを追いかけて涙をふくのも忘れています。是非、お子さんの小さいうちは、いつも側にボールを置いてあげて下さい。(ママボール3個入り789円)
今週は引き続き球をテーマに、絵本“まるまるころころ”を読み聞かせした後に、その世界をモザイクやビーズでみたて遊びをしてから、シャボン玉の描写を楽しみます。
ピカソクラスはグリセリンを加え、割れにくいシャボン液を自分達で調合し、あらゆる枠を使って、どのような形のシャボン玉ができるのかを研究します。(立方体の枠がおもしろくて、スタッフもはまってしまいました。)
今週も、子ども達のいきいきした姿が見られると思います。楽しみにお待ち下さい。
※来週はコリントゲームをつくります。
※5月1回めはお料理です。アレルギーのあるお子様は、食材のチェックをお願い致します。