先週の大ピラミッドづくり(子ども達の命名 地球テント)では、お母さん達をびっくりさせようと、皆、ひたすら積木を積んで頑張りました。私は教室のすみから遠目に眺めていたのですが、その一生懸命な後ろ姿が愛おしかったです。
今回は、はじめにかこさとしさんのかがくの本シリーズから「ぼくのいまいるところ」を読みました。この絵本は、ほるぷ子ども図書館のこじかコースに入っている“つよいかみ よわいかみ”のシリーズ(1)なのですが、深い視点から子ども達に科学を伝える表現方法は、あらためてかこさとしは作家の中でも別格だと思わされました。子ども時代にこんな絵本と出会っていたら、きっと人生は違うものになっただろうと思わされた時、それは本物であると感じます。
そんな別格の絵本が中枢にあり、そこから他の絵本が世界を広げてくれます。だからどちらも必要なのですが、中枢になるものは、家にあり何度も何度もくり返し読んでもらって、やがて自分で何回も読むようになり、そこに書いてあることが体験と重なり、彼らの人生の土台をつくってゆくのだと思いました。
その後、その絵本とのつながりからケルンブロックの立方体4個と直角二等辺三角柱8個を組み合わせ、まずは6cm×6cmの立方体の姿を見せてから、自由に見立て遊びをし、それから、三角の構成を遊びの中で学んでゆきました。
このような流れのつながりから、大ピラミッドをつくったので、絵本「ぼくのいまいるところ」もつながり子ども達は“地球テント”と言っていました。小学生はノーヒントで行っているのですが、パズル感覚なのでとても楽しみ、他に問題ないの?とやる気満々。是非、おうちでもやってみて下さいね。
■ 応用
正方形の数を1つずつ減らしてゆきましょう。どんな大きさでもかまいません。
“積まない”がルールです。
この遊びにより子ども達は、三角形にも色んな表現があること、形はかわってもいずれも量は同じであること(量の保存の法則)などを直観してゆきます。
今回所要した積木の量は全部で3,000個!!まさにアトリエに通っていないとできないダイナミックな世界。アトリエでの活動のひとつひとつが、子ども達にとって貴重な体験であると感じます。
2012.7.(3) アトリエ講師 星野 由香
今回は、はじめにかこさとしさんのかがくの本シリーズから「ぼくのいまいるところ」を読みました。この絵本は、ほるぷ子ども図書館のこじかコースに入っている“つよいかみ よわいかみ”のシリーズ(1)なのですが、深い視点から子ども達に科学を伝える表現方法は、あらためてかこさとしは作家の中でも別格だと思わされました。子ども時代にこんな絵本と出会っていたら、きっと人生は違うものになっただろうと思わされた時、それは本物であると感じます。
そんな別格の絵本が中枢にあり、そこから他の絵本が世界を広げてくれます。だからどちらも必要なのですが、中枢になるものは、家にあり何度も何度もくり返し読んでもらって、やがて自分で何回も読むようになり、そこに書いてあることが体験と重なり、彼らの人生の土台をつくってゆくのだと思いました。
その後、その絵本とのつながりからケルンブロックの立方体4個と直角二等辺三角柱8個を組み合わせ、まずは6cm×6cmの立方体の姿を見せてから、自由に見立て遊びをし、それから、三角の構成を遊びの中で学んでゆきました。
このような流れのつながりから、大ピラミッドをつくったので、絵本「ぼくのいまいるところ」もつながり子ども達は“地球テント”と言っていました。小学生はノーヒントで行っているのですが、パズル感覚なのでとても楽しみ、他に問題ないの?とやる気満々。是非、おうちでもやってみて下さいね。
■ 応用
正方形の数を1つずつ減らしてゆきましょう。どんな大きさでもかまいません。
“積まない”がルールです。
この遊びにより子ども達は、三角形にも色んな表現があること、形はかわってもいずれも量は同じであること(量の保存の法則)などを直観してゆきます。
今回所要した積木の量は全部で3,000個!!まさにアトリエに通っていないとできないダイナミックな世界。アトリエでの活動のひとつひとつが、子ども達にとって貴重な体験であると感じます。
2012.7.(3) アトリエ講師 星野 由香