5月1回目の活動は円から円柱へのつながりをテーマに、はじめは円弧モザイクで遊んで、球の断面である円の構成を直観しました。
その後、作った円弧モザイクのコマはもともとアトリエに通う年長さんが考え出した遊びです。
コマ回しを子ども達が好んでやるのは、コマを回すことで一瞬にしてその時態を変えられる、その変化に創造のエネルギーを導き出されるからです。
今回、初の0・1歳児講座をやっていて思ったのですが、赤ちゃんが器や椀をひっくり返したり、積んだ積木を倒したりするのも、“自分には一瞬にして状況を変える力がある”ことを知るためにやっているのかもしれません。
それを思うと、思春期の子ども達が時に破壊的な行動に出たり、度を越して逸脱する子がいるのも、自分を見て欲しい!という気持ちの表れだけでなく、自分にも状況を変えられる力はあるんだ!と、生命のあり方に従った、切なる叫びであるかもしれないと思いました。
乳幼児期に年齢に応じた創造活動を十分にやり込んでゆくこと、自発的に行うからこそ抑制力も身についてゆくことの大切さを考えさせられます。やらされてばかり、止められてばかりでは、いつか違う形で爆発してしまいます。
また、そんな赤ちゃんとお母さんの為に作られた、和久先生のカラーボール(\8,200)やケルンボール(\5,200)をはじめとした童具や積木が、いかに人間の本質に基づいたものであるのかが分かります。
円弧モザイクの後は、円と円柱の関係を見せてから、円柱の持つ両極の要素“積む”(立方体)“転がる”(球)で遊びました。
そして、毎年恒例の絵具をつけての円柱転がしと円柱スタンプ。
教えることはしませんが、子ども達は円柱の軌跡に円柱が立方体と同じ四角い面を持っていること、球と同じ円い面を持っていることを直観したことと思います。
壁に飾るとこいのぼりに大変身。子ども達も大喜びの活動となりました。
来週は、引き続き、円柱をテーマにお料理の活動、6月は立方体→三角柱と、楽しい活動が待っています。
子どももお母さんも共に楽しんで学んでゆきましょう。
2011.5.(1) アトリエ講師 星野 由香
その後、作った円弧モザイクのコマはもともとアトリエに通う年長さんが考え出した遊びです。
コマ回しを子ども達が好んでやるのは、コマを回すことで一瞬にしてその時態を変えられる、その変化に創造のエネルギーを導き出されるからです。
今回、初の0・1歳児講座をやっていて思ったのですが、赤ちゃんが器や椀をひっくり返したり、積んだ積木を倒したりするのも、“自分には一瞬にして状況を変える力がある”ことを知るためにやっているのかもしれません。
それを思うと、思春期の子ども達が時に破壊的な行動に出たり、度を越して逸脱する子がいるのも、自分を見て欲しい!という気持ちの表れだけでなく、自分にも状況を変えられる力はあるんだ!と、生命のあり方に従った、切なる叫びであるかもしれないと思いました。
乳幼児期に年齢に応じた創造活動を十分にやり込んでゆくこと、自発的に行うからこそ抑制力も身についてゆくことの大切さを考えさせられます。やらされてばかり、止められてばかりでは、いつか違う形で爆発してしまいます。
また、そんな赤ちゃんとお母さんの為に作られた、和久先生のカラーボール(\8,200)やケルンボール(\5,200)をはじめとした童具や積木が、いかに人間の本質に基づいたものであるのかが分かります。
円弧モザイクの後は、円と円柱の関係を見せてから、円柱の持つ両極の要素“積む”(立方体)“転がる”(球)で遊びました。
そして、毎年恒例の絵具をつけての円柱転がしと円柱スタンプ。
教えることはしませんが、子ども達は円柱の軌跡に円柱が立方体と同じ四角い面を持っていること、球と同じ円い面を持っていることを直観したことと思います。
壁に飾るとこいのぼりに大変身。子ども達も大喜びの活動となりました。
来週は、引き続き、円柱をテーマにお料理の活動、6月は立方体→三角柱と、楽しい活動が待っています。
子どももお母さんも共に楽しんで学んでゆきましょう。
2011.5.(1) アトリエ講師 星野 由香