2月第一回めの活動は、曲線をテーマに毛糸を輪にして色んな形を作って遊んでから(単純な遊びは子ども達の想像力をかきたて大変盛り上がりました。)布の上にロープを並べ、そこにリキテックス水をスプレーして、一枚は暖色、もう一枚は寒色に染色しました。ロープをはずした時の美しい仕上がりに子ども達も大歓声で、子どもの頃にこういう作品を目にして育つと当然本物の美的感覚は養われてゆくだろうなあと、子ども達を羨ましく思いました。しかも、それは自分たちが創り上げたものなのですから、心に蓄積されてゆく感動は私達大人には想像できないくらいに子ども達の感性を育ててゆくと思います。
前回、中学生に絵本を読んだ時の感動を書きましたが、私が驚いたのは一学年240名の生徒のうち約60名が私の話を自主的に聞きに来てくれて、その時に「本を読むのが好きな人?」って聞くと、ほぼ全員がにこーっと笑って「はーい!」と手を挙げたことです。私が中学の時よりも、中学生の“本を読む人”の率が確実に上がっているように思いました。今、問題になっている教育格差は勉強ができるかできないかということよりも、読解力や思考力、感性や感覚、人を思いやる心、本物を見抜く目など、いわゆる人間力の差こそ大きく開いてゆくのではないかと感じます。そう思うと、それを集結した創造力=生きる力を育てる絵本の読み聞かせ、童具の世界、アトリエの活動を一人でも多くの方に伝えてゆきたい、知ってもらいたいと願います。
是非、3月13日(日)和久先生の講演会には、仲の良いお友達のお母さんや、サークルの仲間、園や学校の先生方も誘ってみて下さい。子どもを見てもらうことのあるおばあちゃんやおじいちゃんにも、是非聞いて頂きたいと思います。
こういう教育観があるということを周囲の方に知ってもらうことも、子ども達がこれから生きてゆく環境をつくってゆくことにつながるのではないかと思いました。
アトリエ会員の方は、一度参加された方も、子どもの年齢や子育て事情により、感じることも変わってきますので、是非、ご参加下さいますよう、よろしくお願い致します。
2011.2.(3) アトリエ講師 星野 由香
前回、中学生に絵本を読んだ時の感動を書きましたが、私が驚いたのは一学年240名の生徒のうち約60名が私の話を自主的に聞きに来てくれて、その時に「本を読むのが好きな人?」って聞くと、ほぼ全員がにこーっと笑って「はーい!」と手を挙げたことです。私が中学の時よりも、中学生の“本を読む人”の率が確実に上がっているように思いました。今、問題になっている教育格差は勉強ができるかできないかということよりも、読解力や思考力、感性や感覚、人を思いやる心、本物を見抜く目など、いわゆる人間力の差こそ大きく開いてゆくのではないかと感じます。そう思うと、それを集結した創造力=生きる力を育てる絵本の読み聞かせ、童具の世界、アトリエの活動を一人でも多くの方に伝えてゆきたい、知ってもらいたいと願います。
是非、3月13日(日)和久先生の講演会には、仲の良いお友達のお母さんや、サークルの仲間、園や学校の先生方も誘ってみて下さい。子どもを見てもらうことのあるおばあちゃんやおじいちゃんにも、是非聞いて頂きたいと思います。
こういう教育観があるということを周囲の方に知ってもらうことも、子ども達がこれから生きてゆく環境をつくってゆくことにつながるのではないかと思いました。
アトリエ会員の方は、一度参加された方も、子どもの年齢や子育て事情により、感じることも変わってきますので、是非、ご参加下さいますよう、よろしくお願い致します。
2011.2.(3) アトリエ講師 星野 由香