1月3回目の活動は、四角をテーマにはじめは五味太郎さんのプレイブッキー「おみせやさん」を見せて、お店探しをして遊んだあとに、ダンボールに画用紙を貼ったり、マーカーやポスカで絵を描いてその上に積木の箱を乗せ、積木で屋根やマンション、階段などをつくりました。まるでオシャレな店舗つき集合住宅のようなかわいい世界ができましたね。一面を内側に折、三面を囲むようにして積木の箱の上にのせると、ドールハウスのように楽しめますし、またその上に屋根をつける活動もできますので、是非お家での積木遊びにもご利用下さい。
前回の活動は、どの年齢の子も楽しみましたが、特に小学生の女の子にはダイレクトに楽しい活動だったようで「もう止まらない」という感じでした。アトリエの着色はリキテックスが主流ですから、子ども達のイラスト的な絵を見ることはあまりないのですが、皆、かわいい絵を描きますね。女の子は5才くらいになるとピンク・にじ色・ハート・星・リボンなどお決まりのように描くようになりますが、それはそれで否定することでもありません。子どももそのうち飽きてきますし、アトリエではアトリエ流、学校では学校のお友達にあわせているということもあるようです。あのかわいい女の子の世界を極めに極めて大人になったような作家さんで「KAOKAOPANDA」という方がいるんですけど、ここまでいくとアートとして確立されたものがあるなあと思います。荒井良二さんにも、それに近いようなものがありますね。本当は、お家で描く時も絵具を出してあげられるといいのですが、現実的には大変だと思うので、今回のようにマーカーやポスカなどの画材と、画用紙の自由帳などを用意して、描きたい時にそれなりの環境があれば描く世界をもっと広げてあげることができるかもしれません。
前回の活動で意外だったのが、ピカソクラスでは時間が足りなくなると思ったので、積木の活動は省いたのですが、活動が終了して2階から降りてきた5・6年生が、下の子達の積木を見てから、自分の作品を持って降りて来て、おもむろに自分達も同じようにつくり始めたことです。この子達って本当に積木が好きなんだなあと思いました。積木は小さい時とは違ったおもしろさがあるようで、つくり方も変わってきます。積木のイベントで最後の方はお父さん達が無我夢中になっている姿をよく目にしますが、積木の魅力は年齢には関係がないとつくづく思います。
絵本も同じで、先日、市内の中学生にお話しをしてきたのですが、想像をはるかに超えた反応でびっくりしました。はじめに読んだ「はらぺこヘビくん」は、これまでどの年齢の子に読んだ時よりも大うけで、身をよじる程の爆笑の渦となり、中学生への絵本の読み聞かせや、積木・アトリエの活動も、私が思っている以上に彼らの可能性を広げてあげられるのかもしれないと感じました。本当に身体がもっとたくさんあればと思いますが、一度しかない人生、誰かのために私にできることはできる限りやってゆこうと、中学生に元気をもらいました。
今週は線・面をテーマに抽象画を作成します。
2011.2.(1) アトリエ講師 星野 由香
前回の活動は、どの年齢の子も楽しみましたが、特に小学生の女の子にはダイレクトに楽しい活動だったようで「もう止まらない」という感じでした。アトリエの着色はリキテックスが主流ですから、子ども達のイラスト的な絵を見ることはあまりないのですが、皆、かわいい絵を描きますね。女の子は5才くらいになるとピンク・にじ色・ハート・星・リボンなどお決まりのように描くようになりますが、それはそれで否定することでもありません。子どももそのうち飽きてきますし、アトリエではアトリエ流、学校では学校のお友達にあわせているということもあるようです。あのかわいい女の子の世界を極めに極めて大人になったような作家さんで「KAOKAOPANDA」という方がいるんですけど、ここまでいくとアートとして確立されたものがあるなあと思います。荒井良二さんにも、それに近いようなものがありますね。本当は、お家で描く時も絵具を出してあげられるといいのですが、現実的には大変だと思うので、今回のようにマーカーやポスカなどの画材と、画用紙の自由帳などを用意して、描きたい時にそれなりの環境があれば描く世界をもっと広げてあげることができるかもしれません。
前回の活動で意外だったのが、ピカソクラスでは時間が足りなくなると思ったので、積木の活動は省いたのですが、活動が終了して2階から降りてきた5・6年生が、下の子達の積木を見てから、自分の作品を持って降りて来て、おもむろに自分達も同じようにつくり始めたことです。この子達って本当に積木が好きなんだなあと思いました。積木は小さい時とは違ったおもしろさがあるようで、つくり方も変わってきます。積木のイベントで最後の方はお父さん達が無我夢中になっている姿をよく目にしますが、積木の魅力は年齢には関係がないとつくづく思います。
絵本も同じで、先日、市内の中学生にお話しをしてきたのですが、想像をはるかに超えた反応でびっくりしました。はじめに読んだ「はらぺこヘビくん」は、これまでどの年齢の子に読んだ時よりも大うけで、身をよじる程の爆笑の渦となり、中学生への絵本の読み聞かせや、積木・アトリエの活動も、私が思っている以上に彼らの可能性を広げてあげられるのかもしれないと感じました。本当に身体がもっとたくさんあればと思いますが、一度しかない人生、誰かのために私にできることはできる限りやってゆこうと、中学生に元気をもらいました。
今週は線・面をテーマに抽象画を作成します。
2011.2.(1) アトリエ講師 星野 由香