9月4日、5日の加古川楽市では、焦げるような炎天下に、遊びに来て頂きありがとうございま
した。5日に行った作品展は、今回も大変な話題となり、たくさんの方から驚きと感動の言葉を頂きま
した。
今年は、5月5日に行った子どもの館でのワークショップが朝日新聞に掲載されたことに始まり、
建築展では、神戸新聞、読売新聞の取材、そしてその時に子ども達の作品に感銘を受けた記者さんが、
私の記事を書いてくれました。(この記者さんも、ほるぷ子ども図書館の絵本で育ったそうです。)来月
からは、読売新聞の出している情報誌でのアトリエ活動の連載がはじまり、BANBANテレビでは、アトリ
エの子ども達の様子が放映されることになり、子ども達の作品を世間の方に見て頂けて、これだ
けの話題をよんでいることに、私自身、びっくりしています。

何より喜んでくれたのは、子ども達でした。「先生、新聞のっとったな。すごいな。」とたくさんの子
ども達が言ってくれて、私が「それは、皆がすごいねんで。皆の作品を色んな人が見て、こんなすごい
作品つくれる子ども達はどこにいるの?って記者さんが来たんやから」って言うと子ども達は誇らしげ
な笑顔を見せてくれました。本当のことですものね。
子ども達の創造力、エネルギー、無我夢中の世界がぎっしり詰まった作品に、心を打たれない人はい
ないと思いますが、情報が溢れ、めまぐるしい変化に何を信じてよいかわからない時代となり、何が本
物なのか、信じられるものは、何なのかを誰もが見つけようとしているのかもしれません。
そんな思いが、無垢な感性に刺激されて、素直に感動する心を人々に芽生えさせているのではないか
という気がします。
今週も子ども達の力に圧倒される作品が見られると思いますので、楽しみにお待ち下さいね。
2010.9.(1) アトリエ講師 星野 由香