杏仁豆腐のレシピ
材料(1人分)・豆乳 80cc ・生クリーム 中さじ1 ・エバミルク 中さじ1 ・砂糖 中さじ1 ・棒寒天 1/5本 ・水 80cc ・杏仁霜 小さじ1(お好みで)
作り方
(1)水でもどした棒寒天の水気を切り、手で小さくちぎりボールに入れる。
(2)分量の水をはった鍋に、ちぎった寒天を入れる。
(3)ボールに豆乳、エバミルク、生クリーム、杏仁霜を分量ずついれ、スプーンでよく混ぜる。
(4)混ぜたら一旦おく。寒天の入った鍋に火をかけて寒天を溶かす。
(5)寒天がとけたら、砂糖を入れて混ぜ、溶かす。
(6)砂糖がとけたら、(3)を少しずつ入れてよく混ぜる。
(7)混ぜたら、火を止めて、ざるでこす。
(8)こしたら、型に流しいれ、氷水をはったバットに入れて30分ほど冷やして固める。
(9)かたまったら、型から出してお皿にのせクコの実、シロップをのせて、頂きます!
本格的な杏仁豆腐は、杏仁霜をレシピの2倍、更にリキュール・アマレットを加えると香りが出て大人味になります。
アトリエでは、杏仁霜の風味が苦手な子もいて親子クラスでは10%、幼児では20%、小学1~2年で30%、3年生以上は約60%が食べられず、味覚の成長っておもしろいものだなあと感じました。大人はたいていの人が大丈夫なのも不思議ですね。フレンチの鉄人、坂井宏行さんの本に書いてありましたが、繊細な味覚の違いを感じれる舌がつくられるのは、3年生くらいまでなんだそうです。色んな臨界期がこの時期の訪れ、また3年生で物事の認識が大きく変化してきたり、主観的思考から客観的思考への意向など、この時期の子ども達は、はじめて自分の価値観、自分の生き方、自分の性格などをまず自分に問い、そして他の人や社会と比べてその違いを感じ始めているのだろうなあと思います。私自身の体験としても、たとえ大人であれ、感性の違いが存在する、先生の言うことが全て正しいというわけじゃないと思い始めたのが3年生の時でした。個人差はありますが、2~3年生にたいていの子どもが荒れるのも、そういう事との関係があるのかもしれません。
それが、また高学年になると、ストンと落ち着き、まるで別人のように変化する子もいます。可能性に溢れているこれからの子ども達が、どんな青年へと育ってゆくのか、本当に楽しみです。
※先日の建築展では、お忙しい中、多数の方にお越し頂きありがとうございました。アトリエの子ども達の作品は、大変な話題となり、アトリエ会員以外の方もたくさん見にこられました。教育への関心が高まっているのを感じました。神戸新聞さんや、読売新聞さんも取材に来ていて、読売は8月1日のタウン誌に掲載されます。子ども達の自信にもなると思いますので、手に入る方は、見せてあげて下さいね。また、商工会議所の方が作品をご覧になって、商工会の催しで是非、展示させて欲しいというお話しも頂きましたので、作品の保存をよろしくお願い致します。
※夏アトリエが急速な勢いで定員になりつつあります。終了したクラスも3つ程ありますので、(一般申込みは20日からなのですが)是非、アトリエ会員・会員のお友達を優先したいので、お早目にお申込み下さいね。
※来週の幼小・親子クラスは絵具で汚れますので、お着替えをお持ち下さい。
2010.7.(3) アトリエ講師 星野 由香