先週の活動は、アトリエで揃えたかった、念願の新かずの木40の白木で、数のパズルやサイコロをふって出た目をトレーに入れてゆく、もしくは、だしてゆくという数取りゲームをしました。小学生は、サイコロをふたつ振って出た目を足していれてゆくのですが、たとえば、2と4で6がでたとして、6のかずの木がもうない時は、8をとって2を返すといいふうにしないといけないので、大人がやっても混乱します。
アトリエでは、これまでカラーのかずの木を使っていましたが、おうちにカラーを持っている子が多いので、積み木と同じ着尺の新かずの木は、白木をつかってみることにしました。(子ども達は返って新鮮だったようです。)親子コピカのお母さん達が話されていましたが、白木のほうが数を意識するようです。
かずの木はその名の通り、量だけでなく数を意識した童具で、和久先生が娘さんの為に、モンテッソリーの理論と、“さんすうだいすき”の著者であり日本を代表する数学者の遠山啓氏の水道方式を取り入れてつくったものです。
幼児期に全く何も教えてなかったのに、小学生になってさんすうで全くつまづかなかったのはかずの木のおかげ、図形で困らなかったのは積み木やモザイクのおかげ、国語が得意なのは絵本のおかげ、社会が好きになったのは歴史マンガのおかげ、理科に興味をもつようになったのはアトリエのおかげ、とよく言われますが、どれかが一つの能力を身に付けてくれたのではなく、きっと全てがつながって総合的な能力を与えてくれたのだと思います。家庭において、日常の中で自然と育まれてきたものですから、ご飯を食べて栄養をとるのと同じように、根付いてきた力です。これほど強い力はありません。
ある1年生のお子さんのいるご家庭では、毎日、親子で数とりゲームをして、その週の土曜日に“負けているほうが勝っているほうのいう事を30分間きく”というのをやっていて、それがとても楽しいのだそうです。大人が負けてあげようとしても出来ないので、毎回、真剣勝負。さんすうの勉強にもなるからか(笑)、お父さんもよくつきあってくれるそうです。サイコロを3つに増やすとよりおもしろいそうですよ。
入園、入学シーズンには、お祝いでかずの木を購入される方が多いので、この2月、3月にご購入される方には、ご家庭でかずの木を活かして頂く為のかずの木講座を行います。ご購入の際には、各ご家庭にあわせて日程を決めますのでお伝え下さい。また、買ったのだけれど、遊び方がわからないと言う方も、お伝え頂ければと思います。
今週は、親子、幼小は絵画、花の絵に挑戦します。花は難しいので、どんな風になるのか想像もつきませんが、今回も名作が続出すると思いますので、楽しみにお待ち下さい。
2014.2.(3) アトリエ講師 星野 由香
アトリエでは、これまでカラーのかずの木を使っていましたが、おうちにカラーを持っている子が多いので、積み木と同じ着尺の新かずの木は、白木をつかってみることにしました。(子ども達は返って新鮮だったようです。)親子コピカのお母さん達が話されていましたが、白木のほうが数を意識するようです。
かずの木はその名の通り、量だけでなく数を意識した童具で、和久先生が娘さんの為に、モンテッソリーの理論と、“さんすうだいすき”の著者であり日本を代表する数学者の遠山啓氏の水道方式を取り入れてつくったものです。
幼児期に全く何も教えてなかったのに、小学生になってさんすうで全くつまづかなかったのはかずの木のおかげ、図形で困らなかったのは積み木やモザイクのおかげ、国語が得意なのは絵本のおかげ、社会が好きになったのは歴史マンガのおかげ、理科に興味をもつようになったのはアトリエのおかげ、とよく言われますが、どれかが一つの能力を身に付けてくれたのではなく、きっと全てがつながって総合的な能力を与えてくれたのだと思います。家庭において、日常の中で自然と育まれてきたものですから、ご飯を食べて栄養をとるのと同じように、根付いてきた力です。これほど強い力はありません。
ある1年生のお子さんのいるご家庭では、毎日、親子で数とりゲームをして、その週の土曜日に“負けているほうが勝っているほうのいう事を30分間きく”というのをやっていて、それがとても楽しいのだそうです。大人が負けてあげようとしても出来ないので、毎回、真剣勝負。さんすうの勉強にもなるからか(笑)、お父さんもよくつきあってくれるそうです。サイコロを3つに増やすとよりおもしろいそうですよ。
入園、入学シーズンには、お祝いでかずの木を購入される方が多いので、この2月、3月にご購入される方には、ご家庭でかずの木を活かして頂く為のかずの木講座を行います。ご購入の際には、各ご家庭にあわせて日程を決めますのでお伝え下さい。また、買ったのだけれど、遊び方がわからないと言う方も、お伝え頂ければと思います。
今週は、親子、幼小は絵画、花の絵に挑戦します。花は難しいので、どんな風になるのか想像もつきませんが、今回も名作が続出すると思いますので、楽しみにお待ち下さい。
2014.2.(3) アトリエ講師 星野 由香