1426665272.JPG
先週のケルンブロックの回転図形の活動は、子ども達の新鮮な姿が垣間見れ、講師陣にとって学びの多い活動となりました。点対称をより難しくし、4面のどの方面も同じになるように、ケルンブロックから出てきた形を二人組みになって、お互いに場所を決めておいてゆくという大変難しい活動です。
完璧ではありませんでしたが、幼児クラスの子ども達がよく活動の意図が理解出来たなあと感心しました。(活動内容を詳しく知りたい方は星野まで)

1426675433.jpg
子ども達も“今日はなんだか様子が違うぞ”という様子で説明を聞いている子ども達の顔。正直、
「こんなんいややあ、好きなようにさせてよ。」と子ども達に言われるかなあと思いましたが、なんとなんと、ほぼ全員、意を決したかのように真剣にこの活動にむかってゆきました。子どもって新しいことに挑戦すること、勉強することが本当は大好きなんだなとあらためて思いました。あの真剣さは感動の光景でしたよ。小学生の殆どが完璧につくりあげていましたね。

藤本先生が、「今日はゲームをします。」と言って始めたこと、年齢の高い子にどんなことをするのかを説明しながら、実際に皆の前でやってもらい、時間をかけて丁寧に活動の内容をみせたことも、子ども達のモチベーションをあげたようです。かっこよく出来たデザインに「すげえ~!!」と感嘆の声があがっていました。

1426675497.jpg
それと今回は、仲の良い子同士、年齢別のペアでなく、タイプが似ている子同士、形への興味やセンスが似ている子同士でペアを組みました。完璧に間違わずに作りたい子、多少間違ってもいいからセンスを優先したい子、またどこ吹く風の子(笑)が、タイプが違うからこそ一緒にやっておもしろい物がつくれることもありますが、こういう活動の場合は、やりたいことが同じ方向を向いていないと、どちらかのモチベーションが下がってしまいます。今回はタイプが同じですから、自分のやりたい方向と同じことを、求めずとも相手が同じようにしてくれるわけですから、ケルンブロックの活動が終了した時には、ペアの信頼関係が出来、普段とは、違う子と仲良くなっていたのも印象的でしたね。

子ども達の活動を待っている間、年長さん、1,2年生の子をお持ちのお母さん達を中心にケルンブロックの説明をさせて頂いていましたが、3年生以上のお母さん達からもたくさんの質問がありましたので、今週は、ピカソも同じ活動を難易度をあげてしてみようと思います。ピカソはやるのは、完璧にやるでしょうが、間違いなくブーイングです(笑)。来週はお料理なので今週は、ちょっとがんばってもらいますね。

子ども達の活動を楽しみにお待ち下さい。

※来週はお料理です。アレルギーのある方は食材の確認をお願いします。

2014.9.(2) アトリエ講師 星野 由香