先日、親子コピカで、いつもあるがままに、自分の気持ちのままに、アトリエを闊歩しているTくんを見て、またそのあるがままのTくんをそのまま受け入れているお母さんを見て、“Tくんは愛に飢えてないなあ”という言葉が自然とでてきました。
その言葉を聞いていた他のお母さんが「“愛に飢えていない”という言葉、はっとしますね。子どもってそれ以外、大人に求めていないんでしょうね。なのに、大人は子どもに求めすぎているな・・・と反省しました。」と話してくださり、私もはっとしました。本当にそうです。
幼い子どもにとって愛されること以上に重要なことなどありません。考えさせられるお母さんの言葉でした。


アトリエの共育は、親も子もスタッフも子と共に育つことを意味しています。子どもから学び、お母さん達から学び、コペルではお父さんの参加も多く、お父さん達からもたくさんの学びを頂いてます。お母さん達の講座の時に、お母さんと第一子は本当によく似ているなあ(性格や行動が)と思うのですが、お父さんと長男長女もまた、本当にそっくりですね。悪いところほどよく似ると言いますが、そんなことはありません。お父さん、お母さんから受け継いでいるところこそ、子ども達の魅力であり、一番の財産であることを思います。


生まれてきたことを喜べる、お父さん、お母さんに似た自分に育ったことをいつか感謝できる、そう思える人はきっと幸せですね。そのはじまりは、子どもだけが育つのではなく、私たち大人も子どもに育てられていることを自覚することにあるのだろうと思いました。

・先週つかっていたモザイクは、ケルンモザイク六角45というシリーズです。
・コマにしていた六角形のパターンボードは、税込み￥2,820です。

※田んぼに水が入りました。農家の方にご迷惑をかけますので、あみを入れるのはもちろん、
絶対に子ども達にさわらせないようにお願い致します。

◎来週は、絵の具と水遊びの活動をしますので、タオルとお着替えをお持ち下さい。

2016年7月(2) アトリエ講師 星野由香