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先週のカプセル球の宇宙は、とても美しい世界ができましたね。子ども達はライトを入れて電気を消すのが大好きですから、電気を付けたり消したり、ぶら下がっている作品をさわって大変かなあとも思っていたのですが、そんなことはありませんでしたね。きっと、子ども達も美しさに感動していたのだと思います
作品は、まずはじめに何もついていないビーズを3つ入れて、振ったり、コマのようにまわしたりして遊びました。1個だけビーズが回るようにしたり、高速回転でビーズを見えなくしたり、技を競っていました。その後、ビーズに白い絵の具を付けて、玉の軌跡を残してから、他の色を入れて楽しみました。

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その前は、ただただ風船で遊んだのですが、それが思いのほか盛り上がりました。アトリエは、ダイナミックであることも特徴の一つなので、風船を出す時は、大量に用意するとか、大きいサイズを用意するとか、非日常を感じられるようなカリキュラムにしていましたが、今回は、本当にただの風船遊び。なのに同じように楽しんでいる子ども達の姿には考えさせられるものがありました(本当に毎回考えさせられることがあります)。カリキュラムの内容や物が主役じゃなく子ども自身が主役になるからでしょうか。ある幼小コピカでは、風船バレーを2年生二人対他の子全員でやったのですが、それがめっちゃおもしろくて。2年生二人のお兄ちゃんがボールを取り合うものだから自滅してゆくのですが、漫才やってるみたいな感じで、皆、笑い転げて楽しみました。二人も途中からわざとやって、小さい子を楽しませていました。私も藤本先生も大笑い。風船を殆ど触れなかった小さい子も大笑い。とってもとっても素敵な笑いでした。

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人を落として笑ったり、やりすぎていることを笑ったり、嘲笑したりしているのではなく、本間に笑っている、こんな感じいいなあと思いました。免疫力のあがる笑いですね。そのクラスはその日、子ども達の距離がぐっと縮まりものすごく仲良くなっていて、異年齢の子達が一緒に風船で遊んでいること自体が、すでに非日常になっているのかもしれないと思った活動でした。

2016年10月②アトリエ講師 星野由香