ボール遊びから得るもの
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先週の親子コピカは、寺村輝夫・和歌山静子のゴールデンコンビ・0歳児から楽しめる絵本「たたくとぽん」を読んでかから、おつきさまに見立てた黄色いママボールを広い斜面に転がして遊びました。今回は、ピンポン玉・ゴルフボール・スーパーボールなどたくさんの種類のボールをだしてゆき、好きなボールを植木皿に集めて転がしました。山盛りになったボールを「よいしょっ、よいしょっ」と両手いっぱいに抱えて歩く後ろ姿がかわいかったです。同じボール・同じ色などを「種」に分けて集めだす子もいます。そんな時は「種」に分けるということと同時に、共通するところのある「類」を直観しています。色んな種類のボールで遊ぶことは、種別・類別の理解への導きにもなっています。

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幼小コピカでは、長い斜面に積み木を貼り付けて、コリントゲームをして遊びました。コリントゲームはどんなやり方でも、毎回、盛り上がりますね。(コペル1回目のクラスで、お家での積み木遊びでいかせる積み木コリントコースつくりますので、是非、ご参加ください。)

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その後は、前回の作品づくりで使ったママボールとは球としては同じですが、両極の特徴を持つ、硬くて小さくて音がして弾まないビー玉に、絵の具を付けて転がしました。(歓声が上がっていましたね。)ビー玉が転がった瞬間、子ども達の表情が一変。今日のアトリエも楽しい!!と確信した笑顔(笑)。
子ども達は楽しいに決まっているのですが、いてもたってもいられないという様子で絵の具だらけのビー玉を追いかけていました。トロ箱の中に落ちたビー玉を集めるのも楽しかったようです。あったかい日だったので、外で足を洗うのも大喜びで、あやうく水遊びがはじまってしまいそうでした。(若干、はじまってしまったクラスもありましたね)。

4月はまだ子ども達が、環境が変わったことへの不安もあるので、体を動かすカリキュラムが多いですが、5月から造形活動に入ってゆきます。子ども達を見てきた体験から、個人的な意見になりますが、ゴールデンウィーク明けの週は、1年で一番子ども達が精神的な調子をくずす時期であると感じます。この時期はそんなものだと、お母さんに心構えがあると少し違ってくるかもしれません。来る途中で、車の中で寝てしまうと復活が難しくなるので、なるたけ寝てしまわないようにいらしてくださいね。1週間のお休みとなりますが、元気にお過ごしください。

2018年4月③アトリエ講師 星野由香