レジ横においていますので、是非、ご覧になってください。
先週は、親子・幼児・小学・ピカソとどのクラスも同じ活動をしましたが、3年生以上のピカソクラスは、美しくつくることではなく、“回転させた時にどういう模様になるのか”に重点をおいてつくりました。最初に、回転させた時に想像もつかないような見え方をするコマを回しながら観察して、定規やコンパスでデザインしてから着色して、回してみて線や点を足したりしながらなので、作品の見た目よりも皆、がんばっていました。その姿を見ていると、幼児期によく遊んできた子と、そうでない子とは全く違うことを思わされます。また、こういう遊びがやがての科学への興味とつながってゆくように、学びの原点は幼児期の遊びにあることも思います。
こういう遊びを十分にさせてあげる時間と環境をもう少しつくってあげたいですね。じっくり観察したり、実験したりしながら子ども達は思考を深め、想像の翼を広げていきます。特に幼児期は、先へ先へと進むのではなく、幼児期には幼児期に必要なことこそを、じっくりと、また存分にさせてあげて下さい。それは、遊びの中にこそある世界です。そして幼児にとって、遊びと学びは矛盾することなく存在しています。是非、子ども達に豊かな遊びの環境を用意してあげてください。6月から、お母さん達の“積み木・童具の講座・大人コペル”を開校致します。アトリエやご家庭でのより豊かに積み木で遊んで頂く為の講座です。
積み木のことをもっと深く知りたい方、遊び方を知りたい方、保育(仕事)に活かしたい方、積み木で遊んでみたい方、是非、お申込み下さい。
※先週の作品は、回っているところを動画で撮るとおもしろい動きをしますよ。
是非、やってみてくださいね。
2019年5月③アトリエ講師 星野由香