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前々回、5月3回目のアトリエの形のテーマは円柱でした。球は転がるけれど
積めません。立方体は転がらないけれど積む事ができます。その二つの要素(対立的同一物)を併せ持つ媒介の形が円柱です。前々回の活動では、初めに大きな紙管に乗ったり、中に入って転がったり、円柱コースターに乗ったり、円柱の転がる要素を活かした遊びを楽しんでから、円柱の積める要素をいかした作品を作りました。円柱紙管をたくさん並べてスプレーをかけたり、スポイドで絵の具をたらしたりして、美しい画面の完成です。円柱づくしの1週間でした。



6月1回目のテーマは四角柱。はじめにケルンブロック8個の立方体で見立て遊びを楽しんでから、石こうの立方体オブジェをつくりました。5色の層をつくりますから工程が大変でしたが、最後の色では、子ども達も石こうを溶く腕前が上達していました。石こうを上手に溶ける幼児は日本中で多分アトリエの子だけです(笑)。最後は、藤本先生考案の立体パズル。4.5㎝着尺・6㎝着尺・3㎝着尺がまざっているかなり高い難易度に、子ども達は四苦八苦していましたが、先生達と一緒にがんばりました。アトリエですることは基本楽しいことなので、少々難しくても子ども達の気持ちは前向きです。3年生以上のピカソクラスでも是非、やってみたい立体パズル。立方体づくしの1週間でした。

コペルクラスではよく立体パズルのような図形系を行うのですが、前回のコペルは、積み木のキッチンとお店屋さんづくりの見立て遊びで盛り上がりました。高学年も十分に楽しめるおもしろさ。楽しすぎて逆に集中してシーンとなっている時も。これだけ楽しんで積み木に集中できるのが見立て遊びのおもしろさです。そしてWAKUBLOCKは、見立て遊びをしていても自然と数学的秩序を意識が向くようにつくられています。どの子もはまりますから、是非、ご家庭の遊びに取り入れてください。コペルを毎回楽しみにしている子ども達も多く、お家での積み木遊びの幅が広がると好評です。金曜日の幼児クラス・土曜日の16時半クラスにまだ空きがありますので、ご興味のある方はお早目にお申込みください。

※大人コペルが現在、キャンセル待ちの状態です。参加できない場合は、お早めにご連絡ください。

※平日のピカソクラスが満席となっております。今年は特に人数が多く、この1年は出来る限り固定の曜日での参加にご協力ください。学校行事など、あらかじめわかっている場合は、1か月前にお知らせください。

※来年はまた、変わるかもしれませんが、今のところ土曜11時15分に多少の余裕があります。
クラス変更が可能な方はご協力ください。(ピカソクラスのみ)
※出来る限りの対応はさせて頂きますが、状況により振替のご要望に沿えない場合もございますのでご了承ください。

2019年6月②アトリエ講師 星野由香