◆駐車場についてのお願い
*混雑時は第二駐車場の積極的なご利用をお願い致します。
*用水路等におりているお子さんから目を離さないようにお願い致します。
<9月1回目の活動 点線面 点描版画の作成 >
先週のアトリエは、絵本「てんてんむし」OR「てん」を読んでから、はじめに机を斜めにして積木を貼り付けコリントゲームをして遊びました。その後の個人作品は、色画用紙を5枚選んで手で破って白の画用紙に張り付けて、エアパッキンにローラーで絵具を塗って2色刷りの版画を作成しています。版画はインクの付き具合や2版めのずれ方や刷る時の微妙な力具合で全く雰囲気の違う作品になるのでとても面白いです。版から紙を外すときに現れた規則的なドット柄。その画面を見た瞬間の「うわあ~っ」という子ども達の表情。とてもいい顔をするんですよね。毎回、見とれて写真を撮り忘れます(笑)。
<子どもはみんなアーティスト 子ども達は自然と調和をとっている>
私が今回面白かったのは余った時間に余った絵具で作成した抽象画。ローラー遊びは子ども達の大好きな遊びなので、版画の量だけでは物足りませんから、全員の作品が出来た後に大きな紙を用意して自由にローラーで着色しました。絵具は途中から子ども達に言われた色を補充。最後は遊び用に用意しておいたエアパッキン(プチプチ)を巻いたローラーで仕上げました。子ども達がやっているところを見ていると、時々お友達とふざけたり、ローラーをぶつけあって遊んだり、ただただ適当に塗って楽しんでいるようにしか見えないのですが、最終的に殆どのクラスがまとまった作品に仕上げてしまうから不思議なんですよね。しかもクラスごとに作風が違います。あんなに自由にしているのになぜこんなにかっこよくできるのか、ほんとに不思議で、子ども達が自然と調和をとっているとしか思えませんでした。多分、本当にそうなのではないかと長年の経験から最近は確信しています。争うことよりも調和を求める(平和を求める)ことが人間の本質であることを、子ども達の姿に学び、願います。
<ピンボードの聞き取り遊び紹介>
先週何クラスかで行ったピンボードの聞き取り遊び。私がいろんな言い方でしめした場所に指定された色のビーズを入れる遊びです。例えば「真ん中に赤」「ひとつ飛ばして上に青」「左のとなりにオレンジ」「赤と青の間に緑」「1時のところに紫」のような感じです。こういうのって子ども達は嫌がりそうに思いますが、意外にも子ども達は「問題出して!」とこういう遊びを好みます。静かに聞いていないとわからなくなるのでみんな真剣。間違わずにおけたらすごく喜びます。そしてなぜかいつもより自慢気(笑)。難しすぎても簡単すぎてもおもしろくなくなるので、ちょっと難しいくらいにするのがコツ。視覚情報ではなく耳からだけの情報で位置を間違わずに入れるのは幼い子ども達にとっては簡単ではありませんが、だからこその楽しさがあるのだろうと思います。言葉の力は耳から養われます。普段先生のお話を聞けないタイプの子も、聞いていないとできないのでしっかり耳をこちらに傾けて聞いていました。これも遊びでやっているから。聞く力と読解力(聞く力と読解力は大抵の場合イコールです。)、図形能力、集中力を養う遊び、是非、お家でも楽しんでやってみてください。また、例文をつくってお渡ししますね。
2021年9月②アトリエ講師 星野由香
*混雑時は第二駐車場の積極的なご利用をお願い致します。
*用水路等におりているお子さんから目を離さないようにお願い致します。
<9月1回目の活動 点線面 点描版画の作成 >
先週のアトリエは、絵本「てんてんむし」OR「てん」を読んでから、はじめに机を斜めにして積木を貼り付けコリントゲームをして遊びました。その後の個人作品は、色画用紙を5枚選んで手で破って白の画用紙に張り付けて、エアパッキンにローラーで絵具を塗って2色刷りの版画を作成しています。版画はインクの付き具合や2版めのずれ方や刷る時の微妙な力具合で全く雰囲気の違う作品になるのでとても面白いです。版から紙を外すときに現れた規則的なドット柄。その画面を見た瞬間の「うわあ~っ」という子ども達の表情。とてもいい顔をするんですよね。毎回、見とれて写真を撮り忘れます(笑)。
<子どもはみんなアーティスト 子ども達は自然と調和をとっている>
私が今回面白かったのは余った時間に余った絵具で作成した抽象画。ローラー遊びは子ども達の大好きな遊びなので、版画の量だけでは物足りませんから、全員の作品が出来た後に大きな紙を用意して自由にローラーで着色しました。絵具は途中から子ども達に言われた色を補充。最後は遊び用に用意しておいたエアパッキン(プチプチ)を巻いたローラーで仕上げました。子ども達がやっているところを見ていると、時々お友達とふざけたり、ローラーをぶつけあって遊んだり、ただただ適当に塗って楽しんでいるようにしか見えないのですが、最終的に殆どのクラスがまとまった作品に仕上げてしまうから不思議なんですよね。しかもクラスごとに作風が違います。あんなに自由にしているのになぜこんなにかっこよくできるのか、ほんとに不思議で、子ども達が自然と調和をとっているとしか思えませんでした。多分、本当にそうなのではないかと長年の経験から最近は確信しています。争うことよりも調和を求める(平和を求める)ことが人間の本質であることを、子ども達の姿に学び、願います。
<ピンボードの聞き取り遊び紹介>
先週何クラスかで行ったピンボードの聞き取り遊び。私がいろんな言い方でしめした場所に指定された色のビーズを入れる遊びです。例えば「真ん中に赤」「ひとつ飛ばして上に青」「左のとなりにオレンジ」「赤と青の間に緑」「1時のところに紫」のような感じです。こういうのって子ども達は嫌がりそうに思いますが、意外にも子ども達は「問題出して!」とこういう遊びを好みます。静かに聞いていないとわからなくなるのでみんな真剣。間違わずにおけたらすごく喜びます。そしてなぜかいつもより自慢気(笑)。難しすぎても簡単すぎてもおもしろくなくなるので、ちょっと難しいくらいにするのがコツ。視覚情報ではなく耳からだけの情報で位置を間違わずに入れるのは幼い子ども達にとっては簡単ではありませんが、だからこその楽しさがあるのだろうと思います。言葉の力は耳から養われます。普段先生のお話を聞けないタイプの子も、聞いていないとできないのでしっかり耳をこちらに傾けて聞いていました。これも遊びでやっているから。聞く力と読解力(聞く力と読解力は大抵の場合イコールです。)、図形能力、集中力を養う遊び、是非、お家でも楽しんでやってみてください。また、例文をつくってお渡ししますね。
2021年9月②アトリエ講師 星野由香